ミムラ姉さんとは

ほんとはあなた、そういうあなたでいるのが一番楽しいのね

ご安心なさいよ。ここには私達よりも悪いものなんて居っこないんだから

楽しく過ごすって、ほんとわけのないことよ

あの人たち、かぎなんて、かけたことないわよ

空想してネコがいるわ、と思えばいいのよ。そしたらもう、あんたにも、ほんとにネコがいるのよ

わたし、ここがすきだわ。ほんとうに、なんにも意味がないんだもの

あいつたちは確かに電気と関係してるんだわ。だから人々の心の中を読みとることができるけれど、そういうことは許されないことよ

その時は、わたしも、プリマドンナになりたいわ

あら、なんにもできないですって？だって一度は、怒れたじゃない！？せっかく爆発しても、すぐにポシャってテーブルの下にもぐりこんじゃって、すっかりだいなしにしたけどさ

なんだってできるって、なんてステキなことなの

この世で、くつろいで楽しむことほど、ステキだしラクチンなことはないと思います

心配なのは、あの子の為に、とんでもない目に遭う、よその人たちの方よ

それくらいじゃ、すみそうにないわ。ミイは手遅れにかもしれないけど、急いで良い子になることね。もうすぐ、みんな天国行きなんだから

なんだってできるわ。だけど、なにもやらないでいましょ

わたし、ミムラに生まれて、本当によかったわ。頭のてっぺんから足のつま先まで、とてもいい気持ちだもの

あら、何にもできないですって？だって一度は、怒れたじゃない！？せっかく爆発しても、すぐにポシャってテーブルの下に潜りこんじゃって、すっかり台無しにしたけどさ

空想して、猫がいるわ、と思えばいいのよ。そしたらもう、あんたにも、ほんとに猫がいるのよ